かるがも書房店主のブログ

かるがも書房のお知らせ、本の紹介など

「シャネル哲学」

 「ココ・シャネルという生き方」の再生版「シャネル哲学」を読みました。

 

 何日か前に「ココ・アヴァン・シャネル」という、シャネルの生き方を描いた映画を観て、ファッションデザイナーであり、オートクチュール・シャネルの創始者、というよりは、ココ・シャネル(本名ガブリエル・シャネル)という一人の女性の生き方に惹かれ、興味を持ったんです。

 

 とても強く生きた女性だと思います。日本では考えられない、周りに流されずに自分の意思を貫き通した人です。自分を信じる、それから、とにかく自由でいたい。傲慢に自分を貫き通すには自由が必要。シャネルが成功した第一次大戦の頃には女性に自由はなかったのでしょう。女性に自由を与えるために戦ったといっても良い人です。

 

 最近、ちょっと弱気になっていたのですが、「シャネル哲学」を読んで、いったい私は何をしてるんだろう?何がしたいのか?と考えました。

 

 それで、交通の便が悪く、駐車場も留めにくいお店でお客様を待つだけではなく、配達もしようと思ったんです。まだまだ積極的に生きなきゃって思えたんです。

 

 時々、自分の人生に活力を与えてくれる本に出会います。この「シャネル哲学」は私にとってそんな本の一冊になりました。